病気のお話

当院は、糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病や、橋本病・バセドウ病などの甲状腺疾患を専門としております。

患者さまからよく頂くご質問や、各疾患のトレンド、普段の生活で注意して頂きたいことなどをまとめています。

最新の記事 5件

【甲状腺疾患】甲状腺疾患

平成29年5月16日  甲状腺は喉元にありホルモンを作る臓器です。甲状腺の病気には甲状腺のホルモンの増加や減少(機能障害)を起こす病気と、できもの(腫瘍)の病気の2つのパターンに分けることができます。甲状腺の病気は男性にも起こりますが、女性により多く認められます。  甲状腺ホルモンの増加減少を起こす病気で有名なものは、増加するバセドウ病(グレーブス病)と、減少する橋本病です。余談ですが橋本病は日本

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【糖尿病】糖尿病患者さんの治療目標値について

平成29年5月13日 糖尿病の患者さんの治療の目標値については、めぐるましく新しい知見が報告され数年ごとにいろいろな変更が行われています。 一体どのぐらいが妥当な目標になるのでしょうか。現地点での糖尿病患者さんの、血糖コントロール(HbA1c)・血圧・脂質の目標値をまとめてみましたので、この機会に一度知識を新たしくしてみてはいかがでしょうか。 なお、この資料は主に "糖尿病資料ガイドライン2016

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【糖尿病】11月14日は世界糖尿病デー、14日~20日は第52回全国糖尿病週間です。

 世界の糖尿病人口は4億人に迫り、日本でも糖尿病人口は約2050万人に上ると考えられます。糖尿病を放置すると合併症により大きく生活の質を損なったり寿命も短くなるなど多くの不幸をもたらします。   国際連合(国連)は、「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を2006年12月20日に国連総会議で採択し、11月14日を「世界糖尿病デー」に指定、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を喚起する啓発運動を推進す

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【その他のニュース】インフル患者報告数、昨年同期の4.7倍

 インフルエンザの1週間(10/31-11/6)当たりの患者報告数が昨年同期の約4.7倍となったそうです。全国平均は前週比27%増と少しづつですが増加しています。大阪ではまだまだ絶対的な数は少ないですが例年より早く増加してきているようですので注意が必要です。  まだ予防接種を受けてられない方は早めに受けるようにし、手洗い・うがい・マスク着用など気を付けるようにしましょう。

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【糖尿病】免疫チェックポイント阻害薬に関係する劇症1型糖尿病発症についての注意喚起

 近年開発された、免疫チェックポイント阻害薬といわれる薬剤の中で「根治切除不能な悪性黒色腫」と「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に承認されているニボルマブ(商品名「オプジーボ」)を使用して1型糖尿病、なかでも劇症1型糖尿病を発症したという報告がされています。先日発売されたペムブロリズマブ (商品名「キイトルーダ」)はニボルブマブと同様の作用を持つことからニボルブマブと同様に1型糖尿病や劇症

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